医学部の平均浪人年数は2年以上。ただ漠然と学校生活を送っているだけだと貴重な時間を無駄にしてしまいます。 「毎日の学校生活で受験を意識した緊張感を持て!」とまでは言いません。しかし、要所要所で重要なポイントを確実にクリアしておくことは非常に重要です。 1年でも速く医学部へと合格できるようしっかりと目的意識と長期的なスケジュール感を持った学習を心がけてください。
4月〜7月初旬 未修分野の解消と弱点分野の補強 この時期は焦らず、基礎固めを行います。医学部受験では基礎分野の修得不足は致命傷になります。塾・予備校のテキストや市販の基礎問題集を用いて補強を図りましょう。簡単な問題をドリ続きを読む
4月〜5月 履修内容の徹底復習 まずは今まで習ったことの総復習を行います。使ってきたテキストや受けた模試などを徹底的に見直しましょう。 次に大前提、文法の再確認です。弱点部分を洗い出し、徹底的に補強してください。これが大続きを読む
まずは物質の構造の分野からスタートし、電子殻・電子対、電気陰性度等の電子がらみの概念をしっかりと押さえてください。化学は電子を扱う学問です。ここがすべての基礎になります。そのうえで理論各分野と有機化学を学習していきます。続きを読む
理科は特に夏までは現役と浪人で非常に差がつきやすい教科です。 特に物理はその傾向が強いです。そのため、秋頃までは浪人生は多少手を抜いても模試の成績がそれなりに良いので油断しがちです。自分の実力は、浪人生平均から判断しまし続きを読む
目標は高2の終わりまでに高校の学習過程を修了することすること、多くの中高一貫校では、そのようにカリキュラムが組まれていますので、 高3の1年間を受験勉強に費やすことができます。医学部受験におけるライバルは1年、2年上の浪人生です。 同学年との比較で満足するのではなくその視点を忘れないようにしましょう
この時期は高校範囲の数学を履修する期間です。中高一貫校の場合、通常中2の終わりから中3にかけて数Ⅰが始まり高2でひととおりが終わります。 一般の公立課程より1年前倒しで進むわけですが、中だるみしやすい時期でもあり、学校や続きを読む
中学3年生 基礎力の向上と弱点の克服 学校の授業で学習する文法・単語を完璧にすることを目標にし、「読んで分かる」だけでなく英作文で使えるかどうかを目安にして学習してください。そのうえで、高校レベルの文法書や問題集に取り組続きを読む
まずは、生物基礎の知識を完全に頭に入れましょう。細胞の範囲は中学校の復習レベルですが、遺伝子・細胞分裂・免疫については、かなり高度な内容も覚える必要があります。 学校のカリキュラムに関わらず、メンデル遺伝やホルモンの範囲続きを読む
化学は初学者にとってもハードルが低く、比較的取り組みやすい教科です。一つ一つの分野が独立していて、ある程度の手法をマスターしてしまえばそれなりの点数は取れるはずです。 しかし物理と異なり、理解が進んだと思ってもなかなか満続きを読む
物理は他の教科と異なり、わかればほぼ満点ですが、わかっていないとほぼ0点です。また、講義を聴いてわかったつもりでいても、自分で解こうとすると手が動かないというやっかいな面ももっています。取り組み方として次のことに気をつけ続きを読む
中学入試が終わり、“数学”を学び始めます。通常、代数分野と幾何分野にわかれて中学3年分を2年間で履修することになります。 中1の段階において気をつけることは、まず“算数”からの卒業です。実は中学入試の学習で学んだ算数の手続きを読む
授業で学習する文法・単語を完璧にすることを目標にしましょう。「読んで分かる」だけでなく英作文で使えるかどうかを目安にしてください。 新しい単語と文法を学ぶたびに、英語を見て日本語にするだけでなく、日本語を見て英語にする練続きを読む
医学部受験において、中高一貫校への入学はセオリーとなっています。授業のレベルとカリキュラム、定期的に実施される小テスト、長期休暇中の講習など、低学年の間から、大学受験を見越して充実した準備を行ってくれます。また、レベルの高い学校へ行くほど、受験に対する周囲の意識も高く、本人のモチベーションにも繋がります。