医学部受験を目指す方へ
誰にでもチャンスはある。医学部は決して一握りの人たちだけの入試ではない
近年少子高齢化を背景に、医学部でも志願者数と倍率は落ち着いてきています。医学部受験は一時期考えられていたような、一握りの天才しか合格できないような特別な入試ではもはやありません。医学部受験と言っても、大学受験であることに変わりはなく、理系の他の学部と同じ範囲から出題されます。面接や小論文は課されますが、特別な実績や崇高な理念を語らなければならないわけでもありません。医学部だからといって、なにも過剰に構える必要はありません。堅実に学習を積み上げ、確かな学力を身に付ければ誰でも合格のチャンスがある入試です。
医学部は受験の最高峰、目指すには覚悟と努力は必要
誰にでもチャンスがあるとはいえ、医学部は受験の最高峰です。目指すべき学力は、あらゆる学部の中で最高です。合格には、最低でも大阪大学工学部並の学力が必要といわれます。また、医学部は浪人生が多いので、ライバルは1年上、2年上の受験生です。浪人生は当然学習時間が長いので、全科目でハイレベルに仕上がっており、現役生にとって彼らは強敵になります。
このような手強いライバルたちを押しのけて、医学部合格を勝ち取るためには、それ相応の覚悟を持って学習に打ち込まなければなりません。医学部受験生は皆必死です。合格には、長期的な戦略を持って、最大効率で学習を行うことが必要不可欠です。