医学部受験は周りに流されて、ダラダラと勉強してもうまくいきません。最短で医学部への合格を決める生徒とその他の生徒との違いは、自分で学習を全体像を把握し、戦略的に自身で学習を管理できているか否かです。
どれだけ、周りが厚くバックアップしても勉強すること自体を代わることはできません。自分の人生は自分の頭で真剣に考えてみましょう。
医学受験を志す皆さんへ、どの学年の方も、一度自身の受験年までの長期的な学習計画を立ててみてください。そして、医学部合格へ向けて、本当の意味で走り出しましょう。
途中で、計画を変更することは大いに結構ですが、重要なことは修正を繰り返しても最後まで筋の通った計画を持ち続けることです。
ロードマップを印刷して書いてみよう
ロードマップ作成における注意点
受験期の入試スケジュール
医学部入試は一つの受験日程に対して、突き進んでいくようなものではありません。通常は連続する受験をセットで医学部受験として戦っていくものです。
国公立大志望であれば、10月の防衛医科大学、11月の学校推薦型選抜、1月の共通テスト、滑り止めの私立大入試、2月の国公立前期日程、3月の国公立後期日程と続きます。
私立大志望であっても、11月の学校推薦型選抜から、入試が進んでいきます。
ロードマップには、国公立志望か私立志望かによって、現時点で想定される入試イベントも最下段のところに記入しておきましょう。
参考 医学部受験ロードマップ
MEPでは医学部受験に向けたロードマップを作成しています。
こちらも参考にしてみてください。
現在の高1の方からは学習指導要領が変更されているため、学習内容が異なります。ご自身の教科書や参考書を見て、どれだけの単元があるのか確認し、一度計画を立ててみましょう。
無理だと思っても、それが現実
一度、ロードマップを立ててみると、もしかすると思うかもしれませんが、かなり厳しいスケジュールです。しかし、これが医学部受験の現実です。だから浪人が多いことも納得です。
要はこの分量の学習を何年かけて行うかということに尽きます。医学部受験と言っても特別な内容は全くありません。ただ、他学部の受験と比較して、すべき分量が多いことと、正確さが高度に求められるということだけです。
早く合格を勝ち取りたければ、今のうちに苦労を重ねておくことです。ここだけは値引きが効きませんので。
このような厳しいスケジュールでも効率的にこなしていくのにはコツがあります。学習相談や受験相談は随時受け付けております。