私立入試も終わり、残るは国公立と私立後期のみとなりました。結果はどうでしたでしょうか?
MEPの生徒を見ていると、今年の特徴としてはなんといっても以前に比べて私立は入りやすくなったなぁ、という感触です。
もちろん、学費を下げた影響が大きかったのでしょうが、関西医大は非常に厳しかったです。ただ、それを除けばなんだかんだで合格をとってきます。
以前ならお話にならなかったようなレベルの生徒でも正規合格とってくるから、こちらもびっくり(そしてご家庭も)というパターンが続いています。共通テストが7割切っている生徒ですらですし、現役生でも引っかかってきます。
もし、浪人生の方で今年一次すら引っかかっていない方がおられたら、悪いことはいいません、学習のやり方を根本から見直された方がいいかと思います。
必要ならこちらでサポートさせていただきます。
これから国公立ですので、受験される方は気を引き締めて試験に臨んでいただけたらと思います。最後の最後まで粘ってください。きっといい結果につながってくると思います。ただし、国公立は私立と異なり解答の過程を重視しますので、決して途中で論理をごまかしたり省いたりしないように心がけてください。答えはあっているのに途中をはしおったために泣いた生徒もたくさん見てきています。そこだけはこれぐれも注意してください。
2年生の方はいよいよ順番が回ってきました。ただ、先にも申しましたように、今後よほど募集人員の削減でもない限り、医学部入試としてはかなり通りやすい状態が続くと思いますので、すべきことをきっちりやっておけば現役合格も十分狙えます。ロードマップをしっかりたててがんばっていただけたらと思います。
もう1年頑張ろうと決めたかたは、まずどこが弱かったのか、それとも作戦の立て方がまずかったのか、しっかり敗因分析してから、基礎固めをもう一度しっかりと行いましょう。
そして、自分でロードマップを作りましょう。もうさすがにお分かりだと思いますが、塾や予備校に従って、言われたことをやっているだけでは合格はおぼつきません。学習は本来個人的なものです。自分の現状学力を土台に着実に積み重ねていくこと、塾や予備校はそのためのツールに過ぎません。もちろん暴走は困りますが、人任せにせず主体性と責任感をもってしっかりやっていきましょう。
あと、重要なことですが、残りは1年ではありません。1月の半ばに入試が始まりますので、一般入試まで残り10か月半です。推薦入試に至っては9か月、1年の3/4しかありません。ですので、やると決めたらすぐにでも始めてください。浪人生が思ったより伸びない原因の一つは、4月スタートなのに残り1年と思い込んでいることにありますので注意しましょう。
MEPでは、学習方針の策定についても無料でサポートしています。駿台・河合塾等の大手予備校を考えられている方でも結構です。入試合格のための一助になれたら幸いです。