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中学入試に社会は不要か?

社会必須は神戸女学院だけ

2023(令和5)年度の近畿圏私立中学校の入試科目で、受験生全員が社会を必須とするのは、兵庫の神戸女学院と奈良の天理です。滋賀の近江兄弟社は専願者のみが必須で、比叡山は併願者のみが必須です。もう少し細かく見ると、大阪の開明は4科(国語・算数・理科・社会)受験必須ですが、国語と算数の点数に理科か社会の高得点の方を2倍した点数を加えたものが、その受験生の得点になります。同じく大阪の金蘭千里も4科受験必須で、4科合計点、(国語+算数+理科)×1.2の点数、(国語+算数+社会)×1.2の点数の3パターンでの最高得点を評価対象とします。開明も金蘭千里も仮に社会が0点でも国語・算数・理科で合格最低点をクリアすれば全く問題ありません。

こうした状況と先程名前を挙げた天理が入試日(2023年度は1月28日入試)で他校と一線を画すことを合わせて考えると、実質的に近畿圏私立中学入試で社会が必須なのは神戸女学院だけと言えます。

入試科目の現状

4科(国語・算数・理科・社会)、3科(国語・算数・理科または国語・算数・社会)、2科(国語・算数)、大きく分けると中学入試科目は、この3パターンに分かれます。その中で主流は、国語・算数・理科の3科入試です。また、2020年度からの小学校での英語必修化に伴い、国語・算数・英語の3科入試も可能とする学校も見られます。社会は、入試科目の設定から外され始めています。

現状では、社会は男子と神戸女学院を目指さない女子には特に必要な科目ではありません。ですから、社会を入試必須科目にすると、その学校は受験校から除外される恐れがあります。中学入試でここまで社会の扱いが小さくなると、私立中学校や進学塾の社会の先生は肩身の狭い思いをしているのではないかと余計な心配をしてしまいます。

なぜ理科なのか?

国語・算数・理科の3科入試が主流である理由の一つは、最難関校「灘」の存在です。灘中学校は、国語・算数・理科の3科入試です。灘の併願校のポジションを得るには、同じ3科入試か2科入試にしなければなりません。灘の併願校の併願校のポジションを得るのも同様です。灘の併願校の併願校の併願校のポジションも同じです。灘は男子校ですが、共学校も併願校になりますから、その影響は女子校にも及び、全体に広がります。

もう一つは、昨今の理系偏重の風潮です。6年一貫の私立中学校・高校は、親御さんへのアピールポイントとして大学進学実績を競い合っています。その中で特に重視するのは、国公立大学理系学部と医歯薬系学部への合格者数です。6年後に実績をつくる理系の生徒が必要→理科が好きな生徒が欲しい→理科を入試科目にする、という発想の流れです。そして、ICTの導入や実験施設・設備の拡充などで理科教育を充実させ、理系生徒の育成に努めます。それが、学校を存続させる手立てとなるからです。

つまり、国語・算数・理科の3科入試は、私立中学校・高校の経営戦略の第一歩と言えます。

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