MEPの講師は、手前味噌ですが本当にレベルが高いです。塾・予備校にとって講師の質は何にも増して重要なことですから、どこも力を入れているとは思いますが、MEPはそれとはワンランク上の観点から講師を厳選しています。

まずは、旧来からの講師の存在です。MEPの源流には、複数の家庭教師センターがあり、そこからの講師が多数存在しています。20年越し、30年越しのお付き合いの講師もおり、大学入試を知り尽くし、多数の合格実績をあげている方々ばかりです。力量が違います。

次に、はっきりいって講師時給です。他の予備校にも通っている講師から伺うと、家庭への請求額はかなりの高額なのですが、講師のほうに支払っているのは３割にも満たず、学生講師に毛の生えた程度というところも多々あるようです。となると、実力のある先生でも１日たくさんのコマ数を担当せざるを得なくなり、時給の安さとあいまって、なかなか個々の生徒さんへの身が入りにくくなってしまう、というのが現実です。また集団授業で有名講師ともなると、授業はすれど生徒見ず、の状態です。結局、家庭からの授業料の多くは講師料ではなく、テナント代や広告費、果ては経営者の優雅な暮らしに使われているということです。ひどいもんです。MEPは、いただいた授業料のかなりの部分を講師の報酬に充てています。実力主義なのでどの講師にも一定額ではありませんが、それでも割合が違うようです。ですので、オファーを出したらかなりの確率で応じていただいております。

最後に、経営者本人が講師であることです。たいていの予備校は経営者自体は運営のみで、講師の力量をしっかりと測れず、今までの実績や評判、果ては立ち居振る舞いから判断しているような状況です。本人がまともな受験経験もないのに受験業界にいるのもおかしな話です。

MEPの経営者は、京大理学部の院卒で、大手都市銀行に5年ほど勤務した後、四半世紀以上講師畑を歩んできています。自分が永年やってたからこそ、講師の良し悪しのポイントはしっかり押さえています。併せて、生徒のタイプにあわせた講師の選定も的確に行うことができる、これが他にはないMEPならではの強みです。

また、MEPは専任講師を置いていません。なぜか、生徒に最適任な講師を割り当てること、それが個別指導では最も大切なことだと知っているからです。どんな優秀な講師でも100%どの生徒さんにも最適というわけにはいきません。究極は人と人ですので。専任講師ですと、多少相性がずれていても担当生徒を増やしてやってもらうことになりますし、長時間労働のもとにもなって、結局講師は疲れるわ生徒は受からないわで、いい結果に結びつかないことも多いからです。

ただ、非常勤講師は時間講師になりますので、授業時間はいいのですが、時間外の学習が問題になります。でも、そこが経営者が講師の強みで、質問事項や学習相談などが他とは違う深みと責任感をもって対応することができます。担当講師の説明の補足やすべき演習内容等もその場ですぐに行えるので、学習完成度・満足度が違います。

「優秀な講師陣ですのでお任せください」「実績抜群の先生ですから」というトークは、まずその生徒を見ていませんし、講師丸投げが見え見えで精緻なマッチングをかんがえていません。となると、よほどしっかりした生徒さんでない限りなかなか結果が出ず、毎年予備校ツアーを繰り返して何年がかりかということにもなりかねません。なかなか難しいかもしれませんが、ご子息様の人生がかかっていますので、見てくれや営業トークを鵜呑みにせず、よくよく吟味されたほうがよろしいかと思います。