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大学入試は本当に「狭き門」であるのだろうかという疑問(2)

前回のブログでは、医学科入試を含めて大学入試というものが、決して「狭き門」ではなく、正しい入試対策を行えば意外に「広き門」であると考えられることについてお伝えしました。

今回はその正しい入試対策についてお伝えしたいと思います。入試対策というものに正しい方法と間違った方法があることは、案外知られていないのではないかと考えられます。

正しい入試対策とは、まず何よりも本当の意味での「基礎学力」を養成することです。この「基礎学力」とは、単に教科書や基本的問題集の例題や練習問題が解けることではなく、問題の背後にある本質的な内容を定理や概念と関連付けることを意味するものです。ですから、本質的なレベルでのこうした「基礎学力」を身に付けることこそ、正しい入試対策となるのです。

間違った入試対策とは、こうした本質的なレベルでの「基礎学力」を身に付けることを怠り、表面的な「応用力」や小手先だけのテクニック等を要領良く身に付けることで、自分の学力が向上している錯覚に陥ってしまうことです。この方法では、殆どの受験生は成績が偏差値50台が限界であろうと思われます。特に難関大学や医学科を目標とする受験生は、こうした入試対策の方法では、合格することは極めて困難になります。

よく医学科志望の受験生が時間と労力をかけて入試対策を何年間も行ったにも関わらず、最終的に医学科レベルの学力水準に到達できないことが多いですが、この原因も恐らくは正しい入試対策を行っていなかった為だと思われます。

特に、偏差値50台後半から60台前半で成績の伸びが止まり、中々医学科に合格できない受験生が多いのですが、受験生本人の中では、基礎学力は十分にあるはずだから後は応用力を養成することで医学科に合格出来ると信じて、過去問題を大量に解いたりテクニックを身に付けることで表面的な小手先の「応用力」を身に付けようとして、結局空回りすることになります。そうした受験生にとって本当に必要なことは、表面的な小手先の「応用力」ではなく、本質的なレベルでの「基礎学力」なのです。

MEPでは、受験生の皆さんに表面的な小手先の「応用力」ではなく、本質的なレベルでの「基礎学力」すなわち本物の「学力」を身に付けて頂きたいと考えています。

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