共通テストの願書受付も終わり、いよいよ入試シーズンが近づいてきました。今回は入試情勢についてお話ししたいと思います。
次回の入試において重要な変更点といえば、まずは共通テストの導入、次にコロナ対応になります。
共通テストは願書が締め切られ、フタを開けると大半の受験生は特例措置の1/30・31の日程ではなく、通常通りの1/29・30の日程を選択しています。私立入試などの兼ね合い上、仕方のない判断だと思いますが、なかなか準備が大変な状況になると思います。特に現役生のかたは浪人生に比べてただでさえ学力的にキツいところがあるので、二次・私大対策まで十分に手が回らない可能性が高いです。共通テストを受けられるのなら、とにかく高得点をとって二次配点の低い大学を前期に考え、後期と共通テスト利用私大で逃げ切りを図るのが作戦的には賢明かなと思います。そのためには共通テスト対策に重点をおいた学習にシフトする必要があります。11月ですので今から始めても十分です。模試の見直し、対策問題集をしっかりとやり込んでください。
私大専願のかたは、とにかく合格点をとることだけを考え、難しい問題よりも基礎固めをしっかりと行い、基本的な問題は絶対取りこぼさないようにしていくことが大切です。また、出題傾向がはっきりわかっている大学は対策を早めにとりましょう。共通テストでは浪人生の出願数が減少しています。浪人生が私大にシフトしていることが考えられるので心して対策にあたってください。
来年度入試は、大半の大学で受験生への配慮措置がとられると予想されます。試験内容についても配慮される可能性が高いので、例年よりも出題範囲が狭められ、問題の難易度が下がります。そこを逆手にとって基礎重視でいくのが入試突破にむけた最善策だと思います。入試まで残り3ヶ月をきっています。限られた時間を有効に使っていきましょう。
MEPでも受験生を全力でサポートします。ご相談等ございましたら、些細なことでもご連絡ください。できる限りのことをさせていただく所存です。
最後に、来年の入気日程表へのリンクをあげておきますので、受験校選択時の参考にしていただければ幸いです