いよいよ本試験に向けラストスパートする時期になりました。
今年はコロナ禍の中、異常な状況で迎えますが、生徒個々の仕上がりは大丈夫でしょうか。
寒い日々感染が増加し受験の<不安>に更なる<不安>が加わり緊張を強いられる毎日ですが、ラストスパートはやはり志望校の過去問対策が最重要です。
ここで注目すべき点は、合格最低点にあります。志望各校により難度・特徴のある問題をコンスタントに最低点を優に超えれるか、各教科で出来不出来の波がないかのチェックをする時期です。勿論そのことは自明の理ですが、時間の足りない現状でどのような詰め方が必要かを考えなければなりません。合格最低点を超えるにはどこをどうするか。完璧を期し満点をとるやり方ではなく絶対落とせない部分を確実にとれるやり方が大切になります。その部分を基礎完成できる時間はまだあります。弱点補強を明快に焦らずすることです。
総じて難関中学以上では、合格最低点が高い場合は、超難問ではなく解ける問題が多く、問題文や本文の読み間違い、ケアレスミスや計算間違いが致命傷になり危険です。焦らず確実にミスの無いよう慎重に解答します。
低い場合は、超難問・奇問がある場合があり、思考力が要求され演習経験の豊富さと機転が必須です。解ける問題を先に解き時間配分を間違えないようにします。
過去問対策であと何点必要か確認して調整できることが合格へ導きます。