講師は塾・予備校の要です。生徒の理解力、学習状況、目標校にあわせて、指導方法を変え、生徒にとって最もわかりやすく、かつ効果的な授業展開を行うことがなにより大切です。1対1の授業においてはなおさらです。
そのため、MEPでは、講師選定については特に厳しく選定しています。
まず、他の予備校と同様、学歴と学力、実績、そして人柄です。
学歴は教育という性格上、とても大切です。教える本人に厳しい入試を突破した経験がないと、生徒への説得力、ここ一番というときに的確なアドバイスができません。この自身の入試経験というものが学歴を見る最大の要因です。医学部ほどの厳しい入試となるとなおさらです。ただ、文系教科については「慣れ」の要素が強いので、経験量が多ければ最難関大学出身者でなくても高度な授業展開を行うことができます。
次に学力。学歴とあまり変わらないのではないかと思われるかもしれませんが、似て非なるものです。たしかに学歴があれば、大学入試問題を解けるという学力がある(あった)という証拠にはなります。しかし、大学入試の問題は、当然大学の先生が作るわけですが(中には外注するところもありますが、それは論外です)、作成するときは、自分の講義ノートの中などから高校生向けにレベルを落とすか、それとも毎年出回っている問題をアレンジするか、ということになります。ということは、生徒に問題解説を行うには、その問題の背景にある概念をふまえて行なうかどうかで深みが全然異なってきます。そのためには最低でも学部生レベルの内容を理解し、説明できる学力が必要になるということです。ここはよほどの塾でないと見抜けないところだと思います。
次に実績です。どういう生徒さんをどれくらいの期間担当して、どのような結果になったか、これもとても重要です。ただ、よく考えてみれば、入試は私立でも最低英数理の3教科、国公立だとそれ以上の科目が必要です。大学入試となると、1人で全教科を担当する方はまずいないので、結果に占める講師の寄与度は100%ではありません。ましてや学校や他の塾などの要素もあるので、あくまで参考程度となります。それでも、医学部合格の実績が多いということは、それなりの生徒を担当している先生という意味で評価することはできると思います。
あとは人柄です。たしかにときどきとんでもない先生と面接することもありますが、これは指導人数が多ければ、そのような講師は自然淘汰されるのでそう大きな問題にはなりません。あとは生徒との相性があうかどうかをしっかりとチェックすることに主眼をおいています。
と、ここまではどこの塾・予備校でもやっていると思うのですが、MEPでは、さらに指導内容・方法にも立ち入って常にチェックしています。
これは、チェックする人間自体に指導経験と学力がないとできません。MEPでは、代表自身が京大院卒の理系講師です。個別指導の経験も実績も豊富です。なので中身がわかります。ちゃんと生徒に向き合っているか、熱意が伝わっているか、授業展開は適切か、この調子で入試に間に合うか、流していないか、しっかりチェックしています。
この前も、他の有名な家庭教師センターのホームページに顔出しまでしている先生に授業をお願いしたことがあったのですが、履歴書上も経験も問題なし、物腰柔らかくて丁寧、安定感バッチリで、一目で周りからは高評価だとわかるのですが、やらせてみると肝心の中身がスカスカ、自分でプリント作るのはいいのですが、使い回しで生徒のレベルとあっていない、内容が網羅されていない、あとは宿題丸投げで本人の努力次第とほおかむり、でもプリントだけは仕上げ、これをやっとけば大丈夫と自信たっぷりに言い切るので、生徒本人も周りも安心、という事案がありました。これはまずいと早々にお引き取り願ったのですが、これが一番タチの悪いパターンの講師です。忙しくされていたので、あたった生徒はかわいそうに思いますが(でもおそらく生徒本人は授業内容に問題があったとは気づいていないでしょう)、普通の塾・予備校ではまず見抜けません。これからも代表的な講師として「活躍」されると思います。MEPではこういった手合いを排除して、合格に向けた授業を地道に行なって生徒とともにコツコツと積み上げていく講師を厳選して配置しています。
特に理系講師はどこも手薄なため、実際は多少難があっても目をつぶる塾・予備校が多いですが、MEPでは代表そのものが現役で指導しており、他の講師の状況をチェックしているので万全です。それゆえ結果が出ます。ブランドや知名度だけでない、中身の濃い講師の授業を体験していただけたらと思います。