私立専願の場合、まず、自分の学力にあわせたターゲットエリアを決めます。
とにかく引っかかりたいというときは、まずは関西の4私大ははずし、川崎・金沢・福岡・東海等、大阪もしくは近辺での受験可能な大学を軸に考えます。私学入試はどこも10倍は軽く超える高倍率ですから、問題のアタリや体調などのちょっとしたことで合否が左右されます。したがって、そのうえで関西の4私大が日程的に可能なら受験を検討してみましょう。あと、2月あたまを過ぎたあたりから日程が空いていますので、東京受験の大学を考えます。
それなりの学力がある場合、まず、関西の4私大を軸に考えます。そこにまず、センター直後の日程の大学をお試しに受け、それに大阪受験できるすべり止めの大学を数校加えます。そのうえで東京受験を考えるわけですが、東京の大学は大阪受験できるところが少ないので、日程には十分注意する必要があります。実際、なかなか受けられないことも多いです。
いずれにせよ、高倍率の世界です。偏差値通りいかないのが現実ですので、合否はバスケット方式で考え、受けたうちの何個か引っかかったら十分、という気持ちでいきましょう。一喜一憂しないことが大切です。
それでは、出願もたけなわだと思います。よく考えたらあとはまっすぐ前を見て、過去問演習、弱点補強をがんばってください!