医学部受験メールマガジ 4月号

新学年になりました。来年受験の生徒のみなさんは、一般入試は１月なので、もうあと９ヶ月しかありません。そのことを念頭に４月からの学習に向き合って言っていただきたいと思います。

さて、春からの学習にあたって次のことを実践してください。

１．カリキュラムの作成・見直し

学習カリキュラムはまず、自身の受験までの長い計画を立ててください。そのうえでこの一年どのように過ごすべきか決めてください。

すでに学習カリキュラムを立てている方は昨年までの進捗を鑑みて、遅れがあれば、どうやって取り返していくか、弱点分野が残っていればその対策をいつ行うのか、といった具合にもう一度見直してみましょう。

単に家で何時間勉強するということではなく、学校や塾の授業が何時間、学校・塾・家での自習が何時間と、トータルの学習時間で考えてみてください。

注意点としては、授業時間と自習時間のバランスをしっかりと取ることを心がけてください。授業はどうしても受け身になってしまうので、習ったことをしっかりと習得するためには、１回の授業ごとにそれなりの自習時間が必要になってくるはずです。

効率の良い学習をするためにも学習時間のバランスに配慮しつつ、一日の学習時間を確保してください。

「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」です。現在医学部受験の情報は非常にクリアになってきていますので、倍率・合格最低点などの情報はほぼすべての大学で公開されています。

また、合格体験談などもありますので、モチベーションを上げるためにもいろいろと読んでみて参考にすると良いと思います。合格者の高校生時代の過ごし方なども欠かれていたりするので、自身と比較してみるのも良いともいます。

昨年、良い学習を進められた生徒もうまく学習が進められなかった生徒も、新学年は切り替えの良いタイミングです。

途中はどうあれ、受験までに間に合わせれば良いのです。あまり気分の浮き沈みさせず、客観的に今何が足りていないのか確認して、粛々と学習に組んでいくことを心がけましょう。