医学部受験MEP|個別指導予備校・プロ家庭教師トップに戻る
電話

学習相談・料金のお問い合わせなど

06-4309-6515

受付時間:10:00 〜 21:30 (土・日・祝可)

お問い合わせ

資料請求

京大医学部志望者へ

最近、なぜか京医志望の方たらの問い合わせが増えています。MEPは特に難関系に特化しているわけではないのですが…

さすがに全部は見切れないおそれがありますので、ここで京医を目指すうえで守っていただきたいことを申し上げておきます。

5ヶ条のご誓文

1.自分の解き方で最後までやり切ってみる

本番入試のときは、普段何の気なしに解けていた部分がなかなか解けないということが多々あります。異常な緊張状態の中、限られた時間で解くことを求められると、なかなか解法が思いつかず、もともとの自分の考え方に戻ってしまうことが多々あります。「計算で押し切ればいけるはず」とか、ベクトルは考えられても複素数までは気が回らないとか…

こういったときのために、自分が思いついた解法で押し切ってしまうことを普段からやっておきましょう。通常、非常に面倒くさかったり、つまってしまってどうしようもないと思うかもしれませんが、実は案外何とかなるものです。どうしようもないときは先生にこの解きかたで続きどうやればいいか聞けばいいと思います。実はつまずいている部分は案外小さい原因だった、ということも多いです。

ただ、ちょっと迂遠な解きかたになってしまっているかもしれませんが、やり切ってから修正をかけていくようにすればやりやすいはずです。決して模範解答や板書の解法だけではないということをわかっておいてほしいと思います。

2.対称性に留意する

自然科学では対称性というものを非常に重視します。出題者は大学教授ですから、当然そのような観点で日ごろから研究活動をしています。特に京大は対称性を重視します。重視しすぎて、答えが正三角形だの0だのあらかじめわかってしまう問題も多々あります。

よく今年の京大の問題は難しいとか、傾向が変わったのではないかとか受験業界ではいろいろ騒ぐ場面がありますが、その前に押さえてほしいことは、入試問題って質が悪いって日ごろからボロクソ言われているって事実です。だれが作ったんやと犯人捜しされるくらいなので、沽券にかけて下手な問題は作れません。難しいのは単に高校生向けに問題レベルを落としそびれただけ、というのが正直なところです。tと1-tではなく、s、tとおきましょう。

3.基礎、原理を大切にする

定理や法則の仕組みをしっかりと押さえましょう。

難しい問題を解くよりはるかに大切なことです。京大は結構、公立高校出身者の割合が高いです。彼らは(私もそうだったのですが)、応用チックなテクニックをあまり知りません。でも、ベースの部分だけはしっかりと押さえ、基本演習だけはきっちりこなしています。

京大は国立大学で、基礎研究に重点をおいている大学院大学です。私立と異なり、原理原則を非常に重視します。

よく、鉄緑会でSAクラスにいたのに失敗してしまったという方が毎年何人か出ますが、よほどの弱点があるならいざ知らず、通常は上に走りすぎて、基礎との関係が見えないか、後述の論理の飛躍・エラーを起こしてしまっている場合が多いかと思います。

あなたが受けようとしている大学は基礎研究機関だということを忘れないでください。

4,論理を大切に

学問において論理は最も重要です。筋道を立てたら、それをわかりやすく、人に説明することが求められます。フェルマーのように「説明するにはこの余白は狭すぎる」などと言ってたらまず確実に落とされます。

論理といっても何も身構えるようなことではありません。あたりまえのことをあたりまえに書くだけです。ただ、個人個人はそれぞれ思考パターンが異なるので、それが万人に伝わり受け入れられるかということを確認しなければなりません。

いわゆる答案作成に属する話ですが、これは模試なり担当講師なりにしっかりと見てもらいましょう。独善にならないために。

昔、生徒さんで、入試が終わってニコニコニコニコしていたのがいました。聞けばバッチリできた、1問ちょっとわからないところがあったけどうまいこと書いてのろきった、答えもあってるしカンペキ!と。それを聞いたとき、こいつ落ちよった、って直感したので、前期入試後の気の抜けているのをミ無理やり勉強させて後期阪大に間に合わせた、ということがありました。

気を付けてください!論理が飛んでしまえば(=読み手がどうつながっているのかわからない)その先はいくら答えがあっていても0点です。それが京大(というか記述問題を出題する大学)です。

5.過去問を解く

よく京大は15年で1周すると言われます。正直戦後73年、毎年毎年日本国中の大学が入試問題をつくっていたら、ネタが尽きてあたりまえです。入試問題は①教官の講義ノートから高校生向けにレベルを落として作る、②過去問や他の大学の入試問題をアレンジする、などしてつくられますが、そうなるとなかなか新しい発想などというものは出てきません。

京医の受験生にはよく最低15年、できれば30年分問題を解くよう指導しています。これだけやれば、大概の傾向はおさえられるはずです。その際、以前にも申し上げましたが、模範解答だけではなく、別解をできるだけたくさん考えてください。ものの見方、幅が広がるはずです。

ちょっと時間がかかりますががんばってください。見てほしい答案等がありましたら、遠慮なく送ってください。添削させていただきます。

お問い合わせは下記まで

ご相談

06-4309-6515

時間 10:00 - 21:30

お問い合わせ

資料請求