センター試験を受けられる場合、国公立医学部が第一志望だと思います。前期に志望校をもってこられてると思いますが、センターの出来がその後の受験方針に大きく作用します。
前期に第一志望校をもってくるためには、いわゆるすべり止めがしっかり担保されていなければなりません。それには、後期もしくはセンター利用でA判定が出ていることが必要なのですが、そのためにはセンタースコアで9割が要求されます。
センターが9割越えし、後期もしくはセンター利用で合格が確実な場合、自己採点でのエラーを考慮して、私大一般入試は大医・関医程度に絞って国公立に集中します。
センタースコアが80%台後半ですべり止めがしっかりおさえられない場合、私大入試をしっかり受けていく必要があります。関西の4私大だけではなく、大阪受験のできる中位・低位大学も数校受験する必要があります。
センターが80%前半以下の場合、国公立の合格確率はかなり下がります。国公立の志望校を変更するとともに、私立も低位大学からしっかり受け、1校でも合格をとるようにします。
以上を考慮すると、まずはセンター利用を多く出願しておくこと、一般入試は関西の4私大に大阪受験のできる中・低位校を4〜6校出願しておき、センターの結果に応じて選択していくことが大切でしょう。