図形と方程式

点・直線・円などの基本図形を式を使って処理していきます。ここはベクトルと重なっているので、平面ベクトルと並行して学習すると効果的です。ベクトルより面倒くさく感じられると思いますが、ベクトルでは表しづらい放物線や楕円なども扱えることを考えると、しっかりとマスターしておく必要があります。 軌跡・領域は結構苦手とされる方が多いですが、条件を式に表して図に書くだけと割り切ると単純です。

特に内分・外分の処理が重要です。その結果はそのままベクトルに応用します。内分と外分をシームレスに理解しましょう。別々に公式を覚えないようにすることがコツです。

直線

ここでの直線は今までと異なり、xとyを対等に扱うことに主眼があります。傾きの代わりに法線ベクトルでイメージがたつように練習しましょう。点と直線の距離の公式も重要です。使いこなせるようにしましょう。

まずは式をしっかり使いこなせるようにしましょう。ただし、計算処理は二次式のためどうしても難しくなるので、平面幾何の知識を用いたり点と直線の距離の公式を用いてなるべく二次式処理を避けるようにします。

軌跡

ここは特に苦手にされる方の多い分野です。まずは図を描いてイメージをとってから計算処理に入ってください。ただし、文字が分母に来るときはゼロ割に注意していきましょう。除外点処理がラクになってくるはずです。

領域

境界の図形を式にあらわしたうえで、代表点を入れて領域を確定していきましょう。実はそんなにややこしくありません。曲線(直線)の通過範囲の問題は読み替えが独特なので解き方のパターンをその理由とともにしっかりおさえましょう。